Everybody Hurts
R.E.M.
/ Warner
おススメ指数: ★★★★★
彼の作品たち。
見覚えがあるような、ないような。
兎に角、認識はしてなかった。
共感。
この言葉がぴったり。
ホンモノは観ることができないから、画集を買いに行かなくちゃ。
ホントに彼ひとりが背負い込んでたのかもしれない。
31歳という若さでこの世を去ってる。
惜しい。
まだまだ、これからのひとだったとは、思う。
でも既にあれだけの作品を残してる。
まぁ所謂天才、ですね。
身を削り、生きるすべてを描くことに捧ぐ。
何かのため、ではなく、表現せざるを得ないという運命。
まさにアーティスト。
そんな素晴らしい才能を失い、残されたわたしたちは、不幸。
わたしは、命をあげてもいい、とさえ思いましたね。
だって、どう考えても、わたしなんかが意味もなく生きてるより、
彼が生き続けて描いてくれてた方が有意義ですよ。
まぁ代わりに死んでしまったら、彼の作品を観ることはできないわけだけど。
でも、死ぬ価値はあると思う。
別に命を粗末にしてるんじゃない。
ただ、どうせなら何かの為に死にたい、と。
正直何をするために生まれてきたのかわからない。
だったらせめてもの償いにこの命を捧げたって、罪はないと思う。
ひとによって命の重さは違うんだから。
25年も生きてれば、決して自分が向こうの人間にはなれないことぐらいわかる。
要はわたしの命なんて取るに足らないほど、軽いわけですよ。
…と何を言ったところで、現実は変わらないんですけど。
まぁそういう気持ちにさせるってところが、やっぱ凄いと思うわけですよ。
結局、残念でならない。
でもきっと何処かに、彼の生まれ変わりがいるはず。
そのひとに期待するしかない。
わたし自身は彼には遥かに、遠く及ばないところで、ちっぽけな作品を描く。
それぐらいしかできない。
しかもそれは、ムダな人生の暇つぶしでしかない。
なんて不公平なんだろ。